福岡vs磐田の見どころ(明治安田J1リーグ:2024年4月20日)
- Jleague刑事 2024/04/19 03:09
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12位の福岡と13位の磐田。その勝点差はわずかに『1』。近い順位の相手だからこそ勝点を渡したくない、なんとかして勝点3を奪いたい。そんな心理が生まれる一戦が白熱しないわけがない。
福岡の長谷部 茂利監督は磐田に対して「新しい選手が加入しているし、2023年は対戦がなかったので、新たな気持ちで臨むことになる。個人の力で勝負するところもあるが、チームとしてもよくまとまっている」との印象を持っている。そして磐田戦のポイントとして「今までと一緒、自分たちにできることをしっかりとやること。個人に負けないようにグループとしてしっかり戦うこと」を挙げている。
長谷部監督がこれまで何度も口にしたことがあるフレーズで磐田戦のポイントをまとめたのは、いまのチームの状態が悪くないからでもあるだろう。明治安田J1第6節・鹿島戦を1-0、前々節・名古屋戦を0-0、前節・広島戦を1-1と、強敵相手の3戦で負けなし、勝点5を積み上げた。しかも、鹿島戦と名古屋戦は無失点に抑え、ストロングポイントである堅守の再現にも成功。そしてリーグ戦で4連敗中だった広島から勝点1を獲得したことで自信も生まれた。
さらに、大幅なメンバー変更を行って臨んだ17日のJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦・松本戦は、PK戦までもつれ込みながら勝利。これが良い雰囲気をもたらすはずであるし、『ギリギリの戦いを粘り強く戦う』というチームの基本精神をあらためて意識する戦いになったことで、チーム内の空気はピリッと引き締まっているはず。
一方の磐田は第6節・新潟戦を2-0、前々節・京都戦を3-0で制し、今季初の2連勝を達成。しかも、ともに複数得点と無失点であり、攻守にバランスがとれたゲーム内容で好調の波に乗るムードがあった。しかし、前節・名古屋戦を0-1で落として連勝を伸ばせず。しかも、前半終盤で退場者を出して10人で戦うことになった相手から1点を奪えないままの悔しい敗戦。さらに、ルヴァンカップ1stラウンド2回戦・長崎戦では、相手の約7倍となる22本のシュートを放ちながら無得点に終わり、0-1で敗退となった。
公式戦2連敗という視点に立つなら、磐田の流れは良くないように思える。ただ、名古屋戦後に横内 昭展監督は「当たり前のプレーが当たり前にできなかった」、「試合の入りでルーズボールにしっかりと競り合えない。相手ボールになったとき
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