
若武者たちよ、今後のためにもアピールせよ
- Jリーグデータ 2024/04/23 10:01
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リーグ戦4試合未勝利の群馬と、同4試合無敗の柏が正田醤油スタジアム群馬で対戦する。同カードは2010年のJ2第38節以来、実に14年ぶりだ。ここまでのリーグ対戦成績は、柏の5勝1分である。
群馬はリーグ戦で苦しんでいる。複数得点を挙げた試合はなく、第11節を終えて奪った得点は『6』のみ。直近4試合で1ゴールとなっている。直近2試合はともに4失点を喫して敗戦。とはいえ、直近の明治安田J2第11節・甲府戦ではシュート本数で相手を上回るなど、“何もできなかった”わけではなかった。
課題となっているのは、ビルドアップ時のミス。そのミスを突かれて甲府戦では失点を重ねてしまった。ただ、「センターラインを越えれば、チャンスを作れている」と佐藤 亮は感触を語っていた。低い位置からつないでいく際の精度を上げること、相手が前からプレッシャーを掛けてくるならばそこを越えるボールを送っていくこと。選手たちも分かっていることではあるが、あらためて意識していきたい。
そして、球際などで相手を上回ること、単純な1対1の局面で負けずにボールを奪われないことも大事だろう。「甘さをなくしていかないといけない」とGK櫛引 政敏も指摘していた。
JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦は、相模原を相手に4-1。延長戦までもつれ込んだが、出場機会の少ない選手たちが奮闘して勝ち切った。この2回戦も永長 鷹虎、山中 惇希、佐川 洸介、菊地 健太といった選手たちの“ヤングパワー”で流れを変えたいところ。
そしてもちろん、細貝 萌や杉本 竜士といったベテランたちが出場した際には、彼らの意地にも期待したい。
それに、群馬で主将を務める城和 隼颯は柏アカデミーの出身で、同じく柏で主将を務める古賀 太陽と同級生でCBコンビを組んでいた。出場は不透明だが、ルヴァンカップを含めて今季フル出場を続ける背番号2は、この試合を楽しみにしている。それは柏のアカデミーで彼を指導してきたスタッフも同様。群馬で柏アカデミーが試合をする際には手土産を持って現れるという城和の、古巣への“恩返し”にも注目したい。
アカデミーといえば、柏にも多くのアカデミー出身者が在籍する。このルヴァンカップでのアピールを機に、リーグ戦での出場チャンスを狙っている若武者は多いだろう。リーグ戦で先発機会もつかんだ経験のある熊坂 光希を筆頭に、まだ今季出場機会に恵まれていない選手にとってはこの群馬戦は大事なゲーム。細谷 真大と関根 大輝がU-23日本代表の活動により不在となっているチームにとっても、選手層を厚くする上で彼らの成長に期待したい。
出場機会に飢えているのは、立田 悠悟や野田 裕喜といった選手も同じなはず。ピッチで自らの特徴を示せるか。
キックオフは、24日の19時。雨中の一戦となりそうだ。
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