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神戸vs京都の見どころ(明治安田J1リーグ:2024年4月27日)

  • Jleague刑事 2024/04/26 07:17
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4位・神戸と19位・京都。順位こそ開きがあるが、ノエビアスタジアム神戸で繰り広げられるマッチアップは絶対に譲れない“関西対決”だ。サポーターの熱量も充満する激しい90分になる。


神戸は前節・湘南戦に1-0で勝利し、今季初の連勝を飾った。大幅なスタメン変更を行ったJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦・今治戦を含めれば、アウェイでの公式戦3連戦を見事に3連勝した格好。ケガ人も多く出ている中だったが、まさにチームの総力をかけて最良の結果を導き出している。


前節は明治安田J1第7節・横浜FM戦で負傷交代し、状態が心配されていた大迫 勇也がベンチ入り。62分から途中出場すると、0-0で迎えた後半アディショナルタイムに武藤 嘉紀の決勝ゴールをお膳立てしている。しかし、背番号10は現状、状態を確認しながらトレーニングに臨んでいるようであり、さらに2試合連続ゴールと気を吐く武藤も湘南戦で負傷するなど、ダブルエースの出場可否に不透明な面はある。


ただ、負傷離脱していた選手も続々と練習に合流し、試合復帰を視野に入れ始めている。前節の後半45分間でプレーし、目立った動きを見せた復帰組の1人・井出 遥也は士気高く意気込みを口にした。


「時間を作ることだったり、スペースを使ったり、リズムを変えたり、チームを活性化させることは自分の得意なところだと思っている。何よりもチームが勝つことが一番。それに貢献できるようにプレーしたい」


一方、ここまで調子の波をつかみ切れない京都。第3節・川崎F戦で今季初勝利を挙げたものの、以降の6試合で勝星は得られず。直近は3連敗で19位に順位を下げ、4試合連続で無得点。ハードワークを原則とした強気の守備で失点を抑えながらも、なかなか得点を得ることができずにもがいている状況だ。


24日はルヴァンカップ1stラウンド2回戦で長野と対戦。前節・新潟戦から大きく先発を変更して臨んだが、120分の激闘の末に2-3で敗れている。悔しさを抱える結果とはなったが、持ち味であるアグレッシブな姿勢は見せていた。巻き返しの思いを強く持ち、アウェイでの神戸戦に集中したいところだ。


両者の直近の対戦は、昨年9月のJ1第26節。京都が高い位置でのボール奪取から原 大智が決めたゴールで6分に先制すると、18分に神戸は初先発に抜擢された川﨑 修平(現ポルティモネンセ)のゴールで追いつく。そして後半、神戸は初瀬 亮のロングパスとジェアン パトリッキの快足というホットラインを開通させて、決勝ゴールを生み出している。


互いに強度や連動したプレスが持ち味であり、過去の対戦では長いボールを積極的に活用するなど、相手の特徴を出させない展開も見られた。辛抱強く戦い抜くことは重要なテーマとなるだろう。


神戸にとっては4月7日に行われた横浜FM戦以来のホームゲーム。吉田 孝行監督は「京都は試合中に3枚に変えることはあるが、基本的なベースは変わらない。そこに対してしっかり対策をしてメンバーを選びたい」と話し、ノエスタでサポーターと味わう最高の一体感に照準を合わせた。


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