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2-2!PK失敗も何のその。“桜のエース”の2得点でC大阪が横浜FMに追いつく

  • Jリーグ試合後のニュース 2024/04/28 02:41
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明治安田J1第10節、ヨドコウ桜スタジアムでは、2位につけるC大阪と7位の横浜FMが対戦した。C大阪の先発は前節・名古屋戦から1人を変更。柴山 昌也が外れて香川 真司がインサイドハーフの一角に入り、第4節・鳥栖戦以来となる先発復帰を果たした。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦・蔚山戦から中2日の横浜FMは、先発を6人変更。アンデルソン ロペス、ヤン マテウスはベンチスタートとなり、フレッシュな顔ぶれで臨んだ。


開始早々、横浜FMが左サイドから好機を作るも、GKキム ジンヒョンにセーブされる。続く5分にはC大阪のレオ セアラがGKポープ ウィリアムのキックをカットして決定機を得たが、シュートはポープに防がれた。


横浜FMのペースで進むと、17分に試合は動く。C大阪のディフェンスラインの背後に出たボールに対し、舩木 翔が見事なカバーを見せたが、直後に植中 朝日がボールを奪取。エウベルがすぐさまクロスを入れると、ファーサイドの水沼 宏太が頭で合わせた。


反撃に出たいC大阪は30分、カピシャーバのクロスのクリアボールを拾った香川が狙い澄ましてミドルシュート。良いコースに飛んだが、惜しくも枠を外れた。守備を修正しつつ試合を立て直したC大阪は45分、キム ジンヒョンのゴールキックから相手DFの背後を取ったレオ セアラがポープに倒されてPKを獲得。しかし、自ら放ったシュートはポストに当てて外してしまう。


絶好の同点機を逃したC大阪だったが、試合途中に急病人が発生して試合が止まった影響もあり、長く取られた前半アディショナルタイムに同点に追いつく。45+8分、前線からのプレスで香川と田中 駿汰が挟み込んでボールを奪うと、田中のラストパスをレオ セアラが冷静に流し込んだ。


後半は互いに攻め合う展開で始まると、先に動いたのは横浜FMのハリー キューウェル監督。57分に3枚代えを行うと、早速結果に結びつける。水沼のクロスに途中出場のアンデルソン ロペスが飛び込んで得たCKから勝ち越しに成功。59分、水沼のキックをC大阪DFがクリアし切れず、こぼれ球を途中出場の榊原 彗悟が蹴り込んだ。榊原のJ1初ゴールで再びリードした横浜FMだが、C大阪も頭を下げることなく反撃に出ると、いくつかチャンスを作ったあと、68分、FKから同点に追いつく。ルーカス フェルナンデスのキックにヘディングで合わせたのはレオ セアラ。“桜のエース”のこの試合2点目で、再び試合を振り出しに戻した。


ここからC大阪はホームの大声援も背に攻勢をかける。87分にはレオ セアラがハットトリックを目指して果敢にシュートを打てば、アディショナルタイムには毎熊 晟矢が低い軌道の狙い澄ましたシュートを放つも、ポープの好守に遭う。終盤は守勢に回った横浜FMも87分、左サイドからのクロスにアンデルソン ロペスがヘディングで合わせる決定機を作り出すも、シュートはわずかに枠から外れた。


試合はこのまま2-2で終了。ACL準決勝の激闘後、チームの総力で勝点1をもぎ取った横浜FMと、二度のビハインドを負いながらも勝点1を獲得したC大阪。互いに欲しかったのは勝点3だが、双方にとって収穫も少なくないドロー劇となった。

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