プレミアリーグ首位のアーセナルは、トッテナムとの後半の危機を乗り越えてノースロンドンダービーを3-2で勝利し、首位の座を確固たるものとした。

前半23分の電撃でガナーズはピエール＝エミール・ホイビャルクのヘディングオウンゴール、ブカヨ・サカのフィニッシュ、そしてカイ・ハフェルツのヘディングシュートで3-0とリードを広げた。

しかし、ミケル・アルテタ監督のチームが完全に主導権を握ると、64分にゴールキーパーのダビド・ラヤの雄叫びで、スペイン人選手がディフェンダーに直接クリアを送った後、クリスティアン・ロメロが1点を返した。

87分のソン・フンミンのペナルティでガナーズは神経質な終了間を迎えることになった。ガナーズは終盤のスパーズのプレッシャーに耐え、シーズンを決定づける可能性のある勝利を掴み、20年ぶりのプレミアリーグタイトル獲得への望みを繋ぎ止めた。

この勝利でアーセナルは2位マンチェスター・シティに勝ち点4差をつけたが、その後ディフェンディングチャンピオンがノッティンガム・フォレスト戦での勝利で反撃し、ジョゼップ・グアルディオラ監督のチームが残り試合を残しているため、その差を勝ち点1まで縮めた。

一方、トッテナムは２連敗を喫し、４位アストン・ヴィラと勝ち点７差となり、チャンピオンズリーグ出場権獲得への望みはさらに遠ざかった。