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名古屋vs神戸の試合結果・データ

  • Jリーグデータ 2024/05/04 08:39
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この日唯一のナイトゲームとして行われた名古屋と神戸の一戦。豊田スタジアムにはおよそ4万人のサポーターが集まり、チームを後押しした。


名古屋の先発には、累積警告で前節・浦和戦は出場停止だったハ チャンレが復帰。ダブルボランチの一角には稲垣 祥に替わり、椎橋 慧也が入った。対する神戸は、前節・京都戦から先発を3人変更。左SBには古巣戦となる本多 勇喜が入り、中盤では宮代 大聖と佐々木 大樹に替わり、井出 遥也と汰木 康也がスタメンに名を連ねた。


両チームともに慎重な立ち上がり。お互いに守備の意識が高く、中盤での探り合いから始まる。ファーストシュートは名古屋。19分、右サイドから攻め込むと、永井 謙佑がワンタッチで落としたボールを倍井 謙が積極的に狙ったものの、シュートは大きくクロスバーを越えた。


ゴール前での攻防が少なく、じれったい状況が続く中、35分にようやくビッグチャンスが生まれる。神戸の攻撃の場面で、中盤で汰木がうまく相手をはがして右サイドへ展開。武藤 嘉紀がスキを突いてクロスを入れ、ゴール正面から大迫 勇也が右足でシュートを放つも、GKランゲラックにシュートストップされて先制点とはならなかった。


しかし、チャンスを作ったことで神戸にリズムが生まれる。40分、右サイドでFKのチャンスを得ると、扇原 貴宏の入れたボールを大迫がヘディングシュート。これもランゲラックの好セーブに阻まれるが、クリアボールに反応した山口 蛍が強烈な左足のボレーシュートを放つ。これがゴールネットを揺らし、神戸が先制点を奪った。


追いかける展開になった名古屋は、後半開始から倍井に代えてパトリックを投入。48分には右サイドから攻め込み、中山 克広のクロスを永井、パトリックと立て続けにシュート。54分にも三國 ケネディエブスのクロスをパトリックがうまくスルーし、永井がシュートを放ったが、神戸のGK前川 黛也がゴール前に立ちはだかる。


名古屋は71分にルーキーの榊原 杏太を投入。さらに攻撃にパワーを注ぎ込む。75分にはセットプレーの流れからボールを拾った榊原がゴール前に優しいクロスを入れると、パトリックがヘディングで狙ったが、ここは前川にキャッチされた。


後半に入ってまったくチャンスが作れなかった神戸だが、81分にワンチャンスを生かす。自陣からのFKを宮代がヘディングで前線に送ると、大迫がさらに頭で前へ、佐々木が落としたボールを最後は大迫が豪快に蹴り込んで追加点を奪った。


2点を追う立場となった名古屋は90+3分、左サイドの和泉 竜司がうまく入れ替わって縦に突破。アーリー気味のクロスを送ったが、逆サイドでフリーだった久保 藤次郎のシュートはジャストミートできず、ゴールの枠には飛ばない。


“フライデーナイト”注目の名古屋と神戸の一戦は、少ないチャンスからスーパーな2本のシュートを決め切った神戸が凱歌を上げ、勝点3を上積みして2位に浮上した。対する名古屋は後半にチャンスを何度も作ったものの、最後までゴールネットを揺らすことができずに連敗となった。

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