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東京Vvs磐田の見どころ(明治安田J1リーグ:2024年5月6日)

東京Vvs磐田の見どころ(明治安田J1リーグ:2024年5月6日)

  • Jリーグデータ 2024/05/05 09:11
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大型連休の最終日、東京Vが味の素スタジアムに磐田を迎える。昨季は東京Vのホームで0-0、アウェイで1-1。J2の舞台でしのぎを削った両チームが舞台を変えて、勝敗はつくか。


東京Vはここ8試合負けなし。ただ、そのほとんどは引き分けで、前節・鳥栖戦が始まるまでは4戦連続ドローだった。それでも、鳥栖戦は前半にPKで先制を果たすと、試合終了間際に加点。それまで先制した試合は4分1敗と勝てていなかったが、初めて勝点3を獲得した。


「(先制後に)絶対に決めないといけないシーンがあった。それが入らなかったあとに、誰しもが失点したと思ったシーンもあった。もしかしたら難しいかもしれないと思いながらも千田 海人と翁長 聖が全速力で帰って、そして聖の足に当てた。ミスした本人が一生懸命に戻るのではなくて、それ以外の2人があきらめずに戻った。あれこそがわれわれの“リカバリーパワー”。最後の松橋 優安のゴールはご褒美だと思っている。(出場機会が少なく)悔しい思いをしていた綱島(悠斗)と、自分がピッチに立てる距離感がまったく分からない中で頑張ってきた優安の頑張りで取れた。翁長のシーンを踏まえて勝てたのが大きかった」


城福 浩監督は熱い言葉で、勝利の意味の大きさを語っていた。そして、迎える中2日でのホームゲーム。今季ホーム戦は6試合を終えているが、まだ勝利を挙げられていない。ゴールデンウィークで多くの来場が予想される中で、緑のサポーターに歓喜を届けられるか。


一方の磐田は前節、アウェイで横浜FMに1-1と引き分け、直近3試合で1勝2分。前々節では首位に立つ町田を2-0で破っている。


城福監督は昨季の対戦時との変化について、こう語って警戒していた。「平川 怜が入って、よりボールの保持という意味で安定した。また、前線にマテウス ペイショットがいるからこそ、ジャーメイン 良がかなり自由に動ける。彼が2列目から飛び込んでくるのはなかなかつかみづらい。ゴールを決めている」。東京Vもそうだが、磐田も昨季からバージョンアップしている。


4日未明、遠くカタールの地で行われていたAFC U23アジア杯のファイナルで、東京Vの山田 楓喜が決勝ゴールをマークした。4日夜に帰国するようで、6日に行われる今節の出場は厳しいか。指揮官は「移動、時差もあって大変だろうが、しっかりコンディションを戻してほしい」と述べている。主将としてカップを掲げた藤田 譲瑠チマ、主力としてプレーした山本 理仁という「(アカデミー時代からの)同期に刺激を受けた」という松橋は、ホームで2戦連続ゴールを狙う。


幼少時代からともにプレーし、「Jリーグで一番意識する存在」と語る東京V・袴田 裕太郎と、磐田・松原 后の左SB同級生対決も見もの。袴田は「小さい頃から、父に連れられてよくジュビロの試合を観に行ったし、プロになってから半年間在籍もさせてもらった」と、多くの思いを胸に臨むことになる。

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