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新潟vs浦和:失点後からではない。新潟はキックオフから全開で挑む

  • Jleague刑事 2024/05/10 07:24
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16位の新潟が、勝点4差で9位につける浦和をデンカビッグスワンスタジアムに迎える。昨季の対戦成績は、新潟から見て1分1敗。古巣対決となる新潟のトーマス デンは「今年はダブルで勝ちたい」と必勝を期す。


ホームの新潟はここ3試合勝利がない。いずれも相手に先制を許し、試合展開を難しくしている。しかし、前々節・広島戦は後半アディショナルタイムに高木 善朗の得点で同点に追いつき、勝点1を手にした。また前節・神戸戦は、2-3で迎えた89分に長倉 幹樹の同点ゴールが決まったかと思われたが、その直前のプレーでオフサイドがあったとして得点ならず。いずれの試合も、劣勢から最後まで勝利をあきらめずに点を取りにいく姿勢を示せていた。だからこそ、失点を喫してからではなく、最初からエンジンをかければ勝機はある。「最後の点は入らなかったけども、自分たちがリスクを背負って攻撃することによって、ああいう場面が生まれているのも事実。やはり最初からやっていこう」と松橋 力蔵監督は選手に伝えた。


前節、2得点に絡んだ長谷川 元希は「自分たちが最初からギアをアップしてやっていけば、必ず勝てると思う。まずは先に点を取ることを意識しないといけない。交代選手も5人いるのでパワーを残すのではなく、先に点を取ることに全力を注ぎたい」とキックオフから全開で攻撃に臨む構え。前節の途中で高木 善朗が負傷交代したこともあり、前線でアイディアとクオリティーを発揮できる14番のさらなる活躍が必要だ。


対する浦和は、どの試合でも攻撃的なサッカーを表現すべく、アグレッシブな入りは継続中。その中で、前節・横浜FM戦は伊藤 敦樹が2列目からの効果的な飛び出しで今季リーグ戦初ゴール含む2点を決め、2-1で勝利した。ドリブラー・中島 翔哉と前田 直輝の仕掛けに加え、元新潟の渡邊 凌磨は左SBで運動量とスキルを発揮中。また、積極的な攻撃参加からシュートも狙っていく。


前節はチームとして前半だけで10本のシュートを放っている。一方、新潟は前節の前半はシュート1本のみに終わった。受け身になっては戦えない相手だけに、自分たちから積極的に仕掛ける姿勢を見せたい。


新潟には浦和アカデミー出身の遠藤 凌、長倉が在籍。前節でJ1初ゴールを決めた遠藤と伊藤は浦和ユースの同期で、長倉はその1学年下にあたる。長倉は昨季のホーム戦で対戦済みだが、遠藤は出場すると初の古巣対決となる。


新潟がJ1で浦和に勝利したのは、2006年7月19日が最後。サポーターの声援を受けて18年ぶりの勝利をつかむことができれば、ここから勢いに乗れるきっかけになるだろう。浦和としては今季初連勝を狙う。


ピッチ上との戦いと同様に熱を帯びるのは、サポーターの応援合戦だ。大音量のチャントが響き渡る空間での観戦は、スタジアムだからこそ味わえる感動体験。好きなチームを後押ししたいファンも、サッカー観戦やJリーグの魅力を体験してみたいビギナーにも、ぜひ足を運んでみてほしい。

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