
京都vs福岡:まずはスタイルの表現から。結果が出ずとも京都は信じて戦う
- プレビュー 2024/05/10 08:47
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明治安田J1第13節、京都と福岡がサンガスタジアム by KYOCERAで対戦する。
ホームの京都は2勝3分7敗の勝点9で、現在18位。前節は首位の町田と対戦して0-3で敗れた。直近の試合から中2日という日程も考慮して先発を7名入れ替えた中、開始直後に今季初先発となった一美 和成がクロスバー直撃のシュートを放つなどゲームの入り方は良かった。ただ、22分に自陣でのパスミスから守備への切り替えの甘さを突かれて、最も警戒していた相手のカウンターにより先制点を献上。後半にもカウンターとセットプレーから失点を重ねてしまった。これで今季ホームゲーム5連敗となっている。
敗戦という結果もそうだが、町田戦は反撃を繰り出せずに試合終了を迎えるなど、不完全燃焼だった。京都の持ち味である前線からアグレッシブにプレスを掛ける、素早く人数をかけて迫力ある攻撃を仕掛けるスタイルを、いかにピッチ上で表現していくのか。福田 心之助は「結果が出ずに難しい状況が続いていますが、この先に素晴らしい景色が待っていることを信じて戦います」と話している。
アウェイの福岡は3勝7分2敗の勝点16で、現在12位。前節は川崎Fと対戦し、中2日の中で先発を8名入れ替えて挑んだ。75分に相手のパワフルな突破を止め切れずに先制点を奪われたが、85分に左サイドから仕掛けた岩崎 悠人のクロスを相手GKがはじき、それを紺野 和也が決めて同点に追いついた。途中から出場した2人の活躍により、勝点1を獲得。また、これで7戦無敗となり、4月以降の無敗記録を伸ばしている。同点ゴールの起点となった岩崎も「負けなしできていますし、次(京都戦)で勝てば川崎F戦のぶんも合わせて勝点4を積み上げることになります」と、今節の重要性を口にしている。
紺野のゴールは勝点とともに“シャハブ ザヘディ以外の得点”という成果ももたらした。出場した9試合で6得点と圧倒的な得点力を発揮しているイラン代表FWが対戦相手の脅威となる一方、チームとしては前々節・G大阪戦を終えた時点において、7試合連続でシャハブ ザヘディ以外のゴールがないという状況だった。それだけに前節のゴールをきっかけに、さまざまな選手がチャンスに絡んで、結果につなげていくことが期待される。それによりシャハブ ザヘディへの警戒網が分散されれば、エースのさらなる活躍を引き出すこともできるだろう。
両チームの昨年の対戦成績は1勝1敗。前半戦は、終盤に投入されたウェリントンのゴールにより福岡が逆転勝ち。後半戦は、シーズン途中に加入して初先発となった原 大智の2ゴールでリードを奪い、退場者が出て数的不利になりながらも得点を許さなかった京都がホームで勝利している。
両チームとも前節は過密日程であることも考慮して、先発を大きく入れ替えた。今節は中4日と試合間隔が空いているが、来週の週末までに3試合を戦う連戦へ再び突入する。その初戦で流れをつかむのは果たしてどちらか。
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