プレミアリーグ 第17節

2024年12月22日 23時

キングパワー・スタジアム

レスター・シティ vs ウルブズ

試合プレビュー

先週末のプレミアリーグの見出しの多くは、イプスウィッチ・タウン戦での終盤の失態、試合終了のホイッスルが吹かれた後の醜態、そして翌日のオニール監督解任と、ウルブスに関するものだった。

オニールは、ウルブズの役員会から、事態を好転させるためにもう一度チャンスを与えられたが、それを果たせず、ホームで昇格したばかりのイプスウィッチ・タウンに2-1で敗れ、94分にゴールを許した。

試合終了のホイッスルの後、2試合連続でウルブズの選手同士の乱闘が起こり、ラヤン・アイト＝ヌーリにレッドカードが提示され、マテウス・クーニャにはFAからの確認待ちの追放処分が下された。

これはウェストハム・ユナイテッドでのマリオ・レミナの暴挙に続くもので、彼はキャプテンを剥奪された。

ポルトガルは4連敗に終止符を打ちたいところだろう。

エバートンの4-0での大敗は、今シーズンの失点数の29％に貢献し、ウェストハムの勝利は監督の職を救い、イプスウィッチにはトップリーグ復帰後2勝目をもたらした。

次節も昇格組を迎えるウルブズは、40年以上ぶりの連敗を避け、先週末にイプスウィッチに与えた勝ち点3を取り戻したいところだ。

プレミアリーグの開幕16試合でウルブズの40失点を上回ったのは、1997-98シーズンのバーンズリーと1年前のシェフィールド・ユナイテッドだけである。

ルード・ファン・ニステルローイ率いるレスターは、先週のニューカッスル・ユナイテッド戦での4-0の大敗をまだ引きずっている。

ウェストハム戦とブライトン戦の2試合で4ポイントを獲得し、勝ち点を14に伸ばしたファン・ニステルローイは、夢のようなスタートを切った。

ファン・ニステルローイは、前任のスティーブ・クーパーに比べれば、よりオープンで伸び伸びとしたプレーを見せ、ウェールズ人監督の下では6試合で6ゴールだったのに対し、彼のチームはここまでのホーム2試合で5ゴールを奪っている。

レスターはファン・ニステルローイ加入後、3試合で73本のシュートを放っており、特に来月38歳になるジェイミー・バーディに攻撃の多くを頼っている現状では、これは維持不可能と言わざるを得ない。

フォクシーズは17位をキープしているが、週末にはエバートン、クリスタル・パレス、ウェストハムが勝ち点を取り返している。

レスターはウルブスとの対戦成績が良く、プレミアリーグでのホームでの対戦成績は6戦4勝2分けと負けなし。

降格が決まった2022-23シーズンでも、レスターはモリーヌクスで4-0とウルブズに完勝し、リーグ戦のダブル優勝を果たしている。

最近の成績

レスター・シティ プレミアリーグでの成績:LLLWDL

ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ プレミアリーグ戦績：WWLLLL

チームニュース

レスターは、先週ハーフタイムで退場したマッツ・ヘルマンセンのフィットネスに頭を悩ませていることだろう。

中盤では、ハリー・ウィンクスが先週末欠場した後、ウィルフレッド・ンディディが怪我からの復帰に近づいている。

オドソンヌ・エドゥアールについては、最近の故障から回復していないため、出場は微妙だが、ファクンド・ブオナノッテについては、ニューカッスル戦ではベンチ外だったものの、先発メンバーに復帰できるだろう。

新監督が就任すると、新しい戦術が採用されることが多いが、ウルブスのペレイラはアル・シャバブで3バックを採用。

先週末の試合終了のホイッスルでレッドカードを提示されたアイト＝ヌーリは出場停止で、騒動の最中にイプスウィッチのスタッフに肘鉄を食らわせたクーニャも、FAの調査が終われば同じ運命をたどるかもしれない。

ジョアン・ゴメスは出場停止から復帰し、ブーバカル・トラオレとパブロ・サラビアも怪我からの復帰が近い。

考えられる先発メンバー

レスター・シティの予想先発メンバー:

ウォード、ジャスティン、ヴェスターゴーア、コーディ、クリスチャンセン、スマーレ、スキップ、マカティア、ブオナノッテ、エル・カヌース、ヴァーディ

ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズの予想先発メンバー:

ジョンストン、ネルソン・セメド、ブエノ、トティ、ドハーティ、アンドレ、レミナ、R・ゴメス、ジョアン・ゴメス、クーニャ、ストランド・ラーセン