いつもミランの救世主であるクリスティアン・プリシッチは先週末、ヴィア・デル・マーレでレッチェに2ゴールを決めて3-2の逆転勝利を収め、再びミランの命を救った。

ロッソネリは1時間以上経過して2-0とリードされていたにもかかわらず、3連敗を止め、最近就任したセルジオ・コンセイソン監督を不振の末に解任から救ったと報じられている。

過去4試合で得点すら挙げられなかった下位の相手を辛うじて下したが、ミランはセリエAの過去4試合で2失点し、チャンピオンズリーグでもおとなしく敗退しているため、こうした憶測は収まっていない。

負傷者が続いたフェイエノールトに敗れてヨーロッパから脱落した後、トリノ、ボローニャ、ラツィオに2-1で敗れ、サレントでプリシッチの活躍で逆転した。

ヨーロッパ予選の出場権争いでライバル数チームに遅れをとっているコンセイソン監督率いるチームは、順位表で9位につけており、残り10試合でトップ4の最後の座をキープしているユベントスとは8ポイント差だ。だから、これ以上の後退は許されない。

歴史を振り返ると、ミランはロンバルディア州のライバルであるコモを一掃するはずだ。コモに対してはセリエAで12試合無敗だが、現在の調子では土曜日の試合はビジターチームに有利だろう。

ミランはリーグ戦の過去4試合でわずか3ポイントしか獲得していないが、コモは同じ期間に7ポイントを獲得しており、主な目標達成に近づいている。

昇格を果たして以来、両移籍市場で多額の資金を投じてきたラリアーニ監督は、すぐにセリエBに復帰することはないと広く予想されており、今や降格圏との大きな緩衝帯ができた。

先週のベネツィアとの1-1の引き分けは、4試合中3勝目をもたらす可能性があったが、ジョナサン・イコネの先制点は、最後の瞬間のPKによる同点ゴールで帳消しとなった。それでも、コモは危険から7ポイント離れている。

セスク・ファブレガスの賢明な管理の下、彼らは間違いなく番狂わせを起こす能力があり、29ポイントのうち17ポイントを上位半分のチームから獲得している。ナポリ、アタランタBC、インテル・ミラノ、ユベントスだけがそれ以上を獲得している。

しかし、ビアンコブルーはセリエAでミランとのアウェーゲーム12試合のうち1勝しか挙げておらず、過去5試合では得点していない。ただし、両クラブがサン・シーロで最後に対戦したのは2003年だった。

ACミランの予想先発メンバー:

マイニャン、ウォーカー、ティアウ、ガッビア、エルナンデス、ボンド、フォファナ、プリシッチ、ラインダース、レオ。ヒメネス

コモの可能性のあるスターティングラインナップ:

ブテス;スモルチッチ、ゴルダニガ、ケンプ、ヴァッレ。カクレ、ペローネ、ダ・クーニャ。ストレフェッツァ、パス、ディアオ