チャンピオンシップ・プレーオフとは？イングランドサッカーのチャンピオンシップ・プレーオフ（プレミアリーグ昇格プレーオフ）は、レギュラーシーズン終了後に開催される。プレミアリーグへの3つ目、つまり最後の昇格枠を獲得するチームを決定するミニノックアウト方式のトーナメント大会だ。

リーグ戦全46節を終えた時点で上位2クラブはプレミアリーグへ自動昇格するが、3位から6位にもこのプレーオフを勝ち抜くことで昇格のチャンスが残っているのだ。

準決勝では、3位と6位、4位と5位が対戦する。各対戦は2試合で両チームがそれぞれ1試合ずつ開催し、リーグ戦順位の高いチームがホームグラウンドで2試合目を戦うことができる。

勝者は両試合の合計スコアで決まり、アウェーゴールルールは適用されない。第2戦終了時に合計スコアが同点の場合、延長戦を行い、それでも決着がつかない場合はPK戦で勝敗を決する。

準決勝の勝者2クラブは、ウェンブリー・スタジアムで開催される1回限りの昇格プレーオフ決勝に進出する。 規定時間内で勝者が決まらない場合は、延長戦とPK戦で勝敗を決する。 決勝を制したチームは、翌シーズンのプレミアリーグ出場権を獲得する。

準決勝

5月8日 準決勝1-1stレグ

ブリストル・シティ - シェフィールド・U

5月9日準決勝2-1stレグ

コヴェントリー - サンダーランド

5月12日 準決勝1-2ndレグ

シェフィールド・U - ブリストル・シティ

5月13日準決勝2-2ndレグ

サンダーランド - コヴェントリー

決勝 5月24日

準決勝 1の勝者 vs 準決勝 2の勝者

チャンピオンシップ・プレーオフ決勝は、優勝に伴う賞金から「サッカー界で最もリッチな試合」と呼ばれている。

また、昇格を決めたクラブは、プレミアリーグのクラブ間で分配されるテレビ放映権収入により、1億ポンド（約188億円）の恩恵を受けると言われている。それ以外にも収益増加につながる要因は数多くある。例えば、1年目に降格を免れた場合、その資金は2倍になる可能性がある。また、プレミアリーグでプレーするクラブには、さまざまなスポンサー契約が次々と舞い込む側面もある。