セリエA | 第37節

2025 年 5 月 18 日 03 時 45 分

スタディオ コムナーレ ルイジ フェラーリス

ジェノア vs アタランタ

試合プレビュー

アタランタは前回、ローマを2-1で破り、トップ4入りを目指すローマの猛攻を食い止め、イタリアのトップ4入りを確実なものにした。アデモラ・ルックマンと、意外な勝利の立役者イブラヒム・スレマナがそれぞれ前半と後半でゴールを決めた。

普段は起用されることの少ないスレマナは、月曜日の夜に途中出場から決勝点を挙げ、ラ・デーア（イタリア・セリエA）はついに3位を確定させた。

ユヴェントスとラツィオに勝ち点7差をつけ、残り2節でアタランタは直近5試合で4勝を挙げている。これはリーグ戦過去14試合の合計勝数と同数だ。この躍進により、セリエAの常連アンダードッグであるアタランタはチャンピオンズリーグ復帰を確実なものにした。

先月までスクデット争いに加わっていたベルガモのクラブは、2025年には失速する可能性がある。しかし、昨年のヨーロッパリーグ優勝チームは、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下で実力以上の活躍を続けている。

ガスペリーニ監督は9年近く前に就任し、黄金時代を築いてきたが、近いうちに退任する可能性を示唆しており、この夏に変化が起こる可能性もある。

パルマとのホームゲームで今シーズンの成功を締めくくる前に、「ガスペリーニ」はまず、自身が監督を2期務めたジェノアに戻る。

欠点はあるものの、現在のチームは今シーズン、ヨーロッパの5大リーグの中でアウェー戦での失点数（11）が最も少なく、クリーンシート（11）も最も多い。そのため、彼らは近年の圧倒的な強さを維持すべく、スタディオ・フェラーリスに乗り込む。

アタランタはジェノアとの直近2回の対戦で9得点を挙げており、リグーリア州での両チームの対戦では過去8試合中6勝を挙げている。

10月のアタランタ戦で1-5で敗れた後、土曜日のホームゲームに臨むアタランタは、セリエAでアタランタと対戦した直近16試合でわずか1勝、11敗、平均失点は2.3点となっている。

しかしながら、リーグ首位で優勝候補のアタランタを2-2の引き分けに持ち込んだばかりであり、今回は自信を持ってフェラーリスでアタランタと対戦するだろう。

残りわずか6分で、ジョバンニ・バスケスがアーロン・マルティンの素晴らしいクロスをヘディングでナポリのゴールキーパー、アレックス・メレットの守るゴールに押し込み、勝ち点1を奪った。3シーズンぶり2度目のスクデット獲得を期待していたナポリのムードは台無しになった。

スタディオ・マラドーナで異例の控え選手として起用されたにもかかわらず、マルティンはベンチからインパクトを残した。スペイン人サイドバックの今シーズンのセリエAでのアシスト数は6で、これはジェノアの選手としては過去10年間で最多タイの数字だ。

11月にパトリック・ヴィエラ監督が就任し、降格圏から脱出したものの、上位半分に入るという望みは薄れてしまった。今や降格圏は危ういものの、残された目標は少ない。

ホームゲーム6連敗中で5勝を挙げていたグリフォーネは、直近のホームゲーム2試合でラツィオとACミランに敗れた。トップリーグのホームゲームで3連敗したのは2021年以来で、今週末の試合ではその運命を避けたいところだ。

最近の成績

ジェノア セリエA 成績: WDLLLD

アタランタBC セリエA 成績: LWWDWW

チームニュース

ステファン・ポッシュとラファエル・トロイはともに欠場の可能性があり、ベラト・ジムシティは1試合の出場停止処分を受けているものの、アタランタは土曜夜にイサク・ヒエンを復帰させることができる。スウェーデン人センターバックのヒエンは出場停止から復帰するが、同じくDFのセアド・コラシナツとジョルジョ・スカルヴィーニは来シーズンまで復帰しない。

ローマ戦で守備の交代要員を務めたキャプテンのマルテン・デ・ローンは、今回も交代を求められる可能性がある。そうなれば、マリオ・パシャリッチ、あるいは先週のヒーローであるイブラヒム・スレマナが、エデルソンと共に中盤で先発出場するチャンスが生まれるだろう。

シャルル・デ・ケテラエレとアデモラ・ルックマンのサポートを受け、マテオ・レテギが攻撃陣を牽引すると予想される。元ジェノアのストライカーであるレテギは、カポカノニエーレの称号を与えられる勢いを見せている。今シーズン、セリエAで24ゴールを記録しており、ピッポ・インザーギのクラブ記録更新まであと1ゴールだ。ちなみに、これらのゴールのうち10は右足で、9は左足で決められた。2006年以降、セリエAの1シーズンで両足で2桁の得点を達成したのはアレッサンドロ・デル・ピエロ（2007〜2008年）のみである。

一方、レテギの古巣は、ファビオ・ミレッティ、アラン・マトゥロ、ルスラン・マリノフスキーを欠くことになり、マックスウェル・コルネットとカレブ・エクバンの出場も危ぶまれる。パトリック・ヴィエラにとっては朗報となる。万能型ミッドフィルダーのモルテン・トルスビーが出場停止処分から復帰したのだ。

得点王のアンドレア・ピナモンティは11試合無得点と、リーグ戦では5年ぶりの長記録となっているが、それでもロッソブルーの攻撃陣を牽引するだろう。

予想先発メンバー

ジェノアの予想先発メンバー：

レアリ。サベリ、デ・ウィンター、バスケス、マルティン。フレンドルップ、マシニ。ノートン・カフィー、メシアス、ソーズビー。ピナモンティ

アタランタBCの予想先発メンバー：

カルネセッキ。コッソウノウ、ヒエン、デ・ローン。ベラノバ、エデルソン、パシャリッチ、ザッパコスタ。デ・ケテラエレ、ルックマン。レテギ