ブライトン＆ホーヴ・アルビオンは、金曜日の夜にアメックス・スタジアムで行われる最下位クラブのサウサンプトンとの試合で最大ポイントを獲得すれば、プレミアリーグの順位表で2位に上がることになる。

​​シーガルズは3試合連続の勝利を目指しているが、セインツはリーグ戦3連敗を避けようとしている。

試合プレビュー

マンチェスター・シティの最近露呈した弱点を突いてアメックスで2-1の逆転勝利を収めてから2週間後、ブライトンは先週末、同じスコアでボーンマスに勝利した。これはプレミアリーグの過去6試合で4勝目であり、これは過去19回のリーグ戦で挙げた勝利数（引き分け7、敗8）と同じである。

ジョアン・ペドロは8月以来初めて先発出場し、4分に先制点を挙げ、ハーフタイム直後に三笘薫が2点目を決めて勝利を収めた。カルロス・バレバが60分前に退場となり、流れが変わる恐れがあった。ボーンマスのデビッド・ブルックスがロスタイムに1点を返した後、アントワーヌ・セメニョがクロスバーを叩いたが、シーガルズは3ポイントを守り切った。

ファビアン・ハーゼラー監督は​​、ブライトンがプレミアリーグの順位表で5位に浮上し、3位のチェルシーと4位のアーセナルと同点、2位のマンチェスター・シティとはわずか1ポイント差となったことで、ヨーロッパへの出場権獲得を喜び続けるブライトンのサポーターの声が聞こえてくるのを喜んでいるが、このドイツ人監督は、シーズンのこの段階では「謙虚で地に足のついたままでいること」が「重要」だと強調した。

ブライトンは、6試合無敗で12ポイントを獲得したアメックスへの復帰を歓迎する。シーガルズは、ブレントフォードとリバプールとともに、今シーズンのプレミアリーグでホームで負けていない3チームのうちの1つである。しかし、2024年のホームゲーム15試合で無失点に抑えたのはわずか4試合だ。

2017年に初めてプレミアリーグへの昇格を果たしたブライトンは、サウサンプトンとの最初の7試合でいずれも勝利を収めることができなかったが、その後は直近の5試合のうち3試合で勝利し、残りの2試合は引き分けており、直近では2023年5月にアメックスで3-1の勝利を収めている。

先週末のセント・メリーズでの対戦で、サウサンプトンのサポーターは、最終25分を迎える時点で首位のリバプールに対して2-1でリードしていたと喜んでいただろう。しかし、この試合ではサウサンプトンが勝利を収めることはできなかった。

実際、モハメド・サラーの後半の2ゴールが試合の流れを変え、ゴールキーパーのアレックス・マッカーシーの致命的なミスと交代選手の菅原由勢のハンドがホームチームにとって痛手となり、ホームで2対3の敗北を喫し、今シーズンのリーグ戦10敗目を喫した。

フラストレーションと失望を募らせたラッセル・マーティンは、チームが「あまりにもひどい」3ゴールを許したことを嘆いた。チームはプレミアリーグの最下位に沈み、12試合を終えて安全圏から5ポイント差をつけられている。セインツは最も少ないゴール（9）を獲得しており、マーティンのチーム（27）より多く失点しているのはウルブス（28）のみである。

サウサンプトンは、EFLカップでチェルシー、アストン・ヴィラ、トッテナム・ホットスパー、リバプールと対戦する厳しい試合が控えているが、まずは金曜日のブライトン戦に焦点を移さなければならない。ブライトンとは、直近6回のアウェー戦で1回しか負けていない（3勝2分）。

また、セインツはプレミアリーグでシーガルズと対戦した12回すべてで得点している。これは、同リーグで対戦相手と対戦して毎回得点した最多記録である。また、金曜日に行われたトップリーグ戦7回のうち負けたのは1回だけ（4勝2分）なので、南海岸のクラブがアメックスでの成功を楽観視するのには理由がある。

チームニュース

ブライトンは、負傷したジェームズ・ミルナー（太もも）とソリー・マーチ（膝）の2人を欠く一方、ルイス・ダンク（ふくらはぎ）、ジャック・ヒンシェルウッド（膝）、フェルディ・カディオグル（つま先）、タリク・ランプティ（ふくらはぎ）、アダム・ウェブスター（太もも）、ヤンクバ・ミンテ（筋肉）はいずれも出場が疑わしく、キックオフ前に評価される。

出場停止中のミッドフィールダー、バレバの欠場とヒンシェルウッドのコンディションが不透明なため、マット・オライリーがヤシン・アヤリかマッツ・ヴィーファーのどちらかと共にピッチの中央でプレミアリーグ初先発を果たす可能性がある。

ボーンマス戦ではジョアン・ペドロが中央の役割を担えるようジョルジニオ・ルターがサイドに移動したが、ルターは右サイドでプレーを続ける可能性があるが、シモン・アディングラは先発メンバー入りを狙っている。

サウサンプトンは、ゴールキーパーのアーロン・ラムズデール（指）とギャビン・バズヌ（アキレス腱）がまだいない状況で、ヤン・ベドナレク（膝）、ロス・スチュワート、ウィリアム・スモールボーン（ともにハムストリング）も治療室にいる。

元ブライトンのアダム・ララーナとポール・オヌアチュは、リバプール戦でそれぞれハムストリングと膝を負傷したため、出場が危ぶまれている。

ララーナの欠場が予想されるため、ジョー・アリボがリバプール戦で得点したマテウス・フェルナンデスとともにセンターミッドフィールドで先発する可能性がある。一方、先週末も得点を決めたアダム・アームストロングは、タイラー・ディブリングとキャメロン・アーチャーまたはベン・ブレレトン・ディアスと攻撃陣に加わる可能性がある。

ブライトン＆ホーヴ・アルビオンの予想先発メンバー：

フェルブルッヘン、フェルトマン、ファン・ヘッケ、イゴール、エストピナン、ウィーファー、オライリー、ラター、ペドロ、三笘、ウェルベック

サウサンプトンの予想先発メンバー:

マッカーシー、ウォーカー・ピーターズ、ハーウッド・ベリス、ダウンズ、スティーブンス、マニング、アリボ、フェルナンデス、ディブリング、アーチャー、アームストロング